「CBD を VAPE で吸うときって抵抗値はどのくらいがいいとかあるの?オススメの設定があるなら教えてほしい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
矢作
それじゃあ最適な抵抗値について説明していくよー!
- オススメの抵抗値とその理由
- 抵抗値を調べる方法
- 狙った抵抗値の出し方
まずは抵抗値について軽く説明します。
CBD リキッドは高抵抗値がオススメ
抵抗値というのは電流の流れを妨げる力の数値になります。
数値が高ければ高いほど電流は流れにくくなり、低ければ低いほど流れやすくなるのです。
ミストをたくさん吐き出す爆煙という吸い方は、抵抗値を低く(0.3Ω 以下)することでリキッドを素早く気化させています。
CBD リキッドを爆煙で吸ってしまうと非常にもったいないので、0.8Ω から 1.2Ω くらいで CBD を摂取しましょう。
最適な抵抗値は 0.8Ω から 1.2Ω
冒頭でもお伝えしましたように、CBD リキッドを吸うときの最適な抵抗値は 0.8Ω から 1.2Ω になります。
この抵抗値だとゆっくりとコイルに熱が伝わり、じわじわと CBD リキッドを気化させられるのです
但し、注意点もあります。
抵抗値の上げすぎに注意
テクニカル MOD で TC(Temperature Control = 温度管理)モードを使用している場合、抵抗値を上げすぎてしまうと MOD が読み取ってくれません。
強制的に VW(Variable Wattage = ワット数可変)モードになってしまうのでご注意ください。
では、どうして CBD リキッドは高抵抗値がオススメなのでしょうか?
高抵抗値がオススメの理由
それは抵抗値を高くすることで CBD リキッドが吸いやすくなり、しっかりと CBD を体に取り入れることができるから。
一番のメリットは CBD が燃焼しにくくなることです。
CBD が燃焼しにくい
燃焼した CBD は喉への刺激が強くなり、CBD を上手く摂取することができません。
つまり、高抵抗値にすると、、
むせない
蒸気摂取した CBD をすぐに吐き出してしまうと、体に上手く取り入れられていないことになります。
一番多いケースが “むせてしまう” こと。
むせては非常にもったいないので高抵抗値にしてむせないようにしましょう。
むせなければミストを肺に留めやすくもなりますよ。
肺に留められる
高抵抗値にすることでむせず、ミストを肺に留めやすくなり、しっかりと CBD を体に取り入れられます。
正しく摂取できれば CBD を無駄にすることがなく、リキッドの持ちがよくなることにも繋がっていくのです。
CBD リキッドに吸い方ってあるの?蒸気摂取の正しい吸引方法
CBD リキッドの持ちがよくなる
VAPE のように吸ったらすぐに吐き出すのと、しっかり肺に留める吸い方では CBD リキッドの消費量が明らかに変わります。
CBD リキッドの持ちがよくなればコストも抑えられますし、高抵抗値にすることで得られるメリットはたくさんあるのです。
それでは、自分が使用しているコイルはどれくらいの抵抗値なのか?確認する方法をお伝えしていきます。
抵抗値を確認する方法
抵抗値を確認する方法は3つあります。
- コイルの刻印で確認する
- 外箱で確認する
- 公式ウェブサイトで確認する
これらは主に交換コイルを使用している場合の確認方法です。
コイルの刻印で確認する
多くの交換コイルには抵抗値の刻印があります。
交換コイル式の多くはクリアロマイザーなので、透明なタンク部分から抵抗値を確認することが可能です。
タンク内の汚れや色の濃いリキッドが入っていると確認できないことがあるので、そういった場合はリキッドを消費しつつ確認してみてください。
外箱で確認する
POD 型 MOD だと抵抗値の刻印がされていないことがあります。
そういったときは外箱にスペックが書いてあるので確認してみてください。
万一、外箱を捨ててしまったということであれば、公式ウェブサイトを閲覧してみましょう。
公式ウェブサイトで確認する
公式ウェブサイトを持たないメーカーはほとんどないので、検索してアクセスすればコイルの抵抗値を確認できます。
海外メーカーが多いから英語表記という確率が高いけど、実際に見てみると何となくわかるものです。
使っている VAPE の名前や型番がわかるなら、それで検索してみると早く見つかるかもしれませんね。
それでは続いて自分で手巻きするタイプのコイルの抵抗値を調べる方法について。
抵抗値を調べる方法
抵抗値を調べる方法は2つあります。
- オームメーターを使う
- テクニカル MOD を使う
コイルの見た目だけでは判断ができないので、機械を使って抵抗値を調べるのです。
オームメーターを使う
VAPE 業界ではコイルマスターのオームメーターを使っている人が多く、特にメカニカルチューブ MOD を使用するベイパーさんに人気があります。
オームメーターは抵抗値を調べられるだけではなく、アトマイザーごと取り付けられるからドライバーンもできて、そのままウィッキングすることも可能です。
テクニカル MOD を使う
テクニカル MOD には抵抗値を表示する機能がついているので、アトマイザーをセットしてパフボタンを押せば液晶で確認できます。
ただし、先述しました通り抵抗値が高すぎてしまうと MOD が読み取ってくれないので注意してください。
最後は狙った抵抗値でビルドする方法で締めたいと思います。
狙った抵抗値でビルドする方法
CBD リキッドを吸うときは 0.8Ω から 1.2Ω の抵抗値がオススメだとわかっても、その範囲内の抵抗値となるようコイルを巻けなければ意味がないです。
そこで狙った抵抗値を出しやすくなるコイルの巻き方をお伝えします。
コイルの太さと巻き数を覚えておく
狙った抵抗値はコイルの太さと巻き数を覚えておくことで出しやすくなるのです。
例えばステンレススチールで 26ga のコイルの場合、40mm の太さで10巻きくらいすれば 1.0Ω 付近の抵抗値を出せます。
抵抗値が思っていたよりも低ければ巻き数を増やし、抵抗値が高ければ巻き数を減らすだけ。
思い通りに大体の抵抗値を出すことができればワイヤーを無駄にしなくて済みますよ。
早見表や計算サイトを使う
インターネットで VAPE 抵抗値 早見表 などと検索すれば「どの太さでどれだけ巻けばどんな抵抗値が出せる」のか早見表があったりします。
また、数値を入力して調べる計算サイトもあるので、狙った抵抗値を出す際の参考にしてみてください。
参考リンクVape Tool
矢作