「CBD を VAPE で蒸気摂取するのに最適なワット数とかってあるの?オススメの設定とかあるなら教えてほしい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
矢作
それじゃあ最適なワット数について説明していくよー!
- MOD ごとの最適なワット数
- CBD リキッドに合わせた最適なワット数
基本的にはテクニカル MOD でワット数を変えます。
交換コイル式のペン型 MOD でもワット数を変える方法があるので、そういった MOD をお持ちの方も参考にしてみてください。
それではまず、ワット数で何が変わるのか?これを解説します。
ワット数で何が変わるのか?
VAPE においてワット数を変えるとミストの量を調節することができます。
ミストの量
いわゆる “爆煙” と呼ばれるようなミストをたくさん吐き出す吸い方は、ワット数を上げることで実現しています。
ワット数というのは電気エネルギーの量を示す単位として使われるので、数値を上げれば強いエネルギーが発生してミストの量が多くなるというわけです。
このワット数の上げ下げでミストの量を変えられるほか、リキッド自体の味を変えることができます。
リキッドの味
ワット数を上げると強いエネルギーが発生するので、一気に熱が加わってリキッドが気化していきます。
高いワット数で一気に熱を加えると、リキッドに含まれる香料が飛ぶので、残った味を楽しむ吸い方になるのです。
逆に低ワット数だとジワリと熱が加わるので、香料の多くの味を楽しむことができます。
これを踏まえて CBD リキッドを吸うときのワット数はどのように設定すればいいのでしょうか?
CBD リキッドは低ワット数
CBD リキッドを蒸気摂取するときは低ワット数に設定します。
高ワット数では CBD が燃焼
高ワット数で CBD を蒸気摂取しようとすると、CBD が燃焼してしまってむせる原因となってしまいます。
むせてミストを吐き出してしまったり、CBD が燃焼してしまっては上手く摂取できないので、必ず低ワット数で気化させるようにしましょう。
CBD リキッドに吸い方ってあるの?蒸気摂取の正しい吸引方法
MOD を安全に扱える
VAPE 用のテクニカル MOD は 75W まで出せたり、ハイパワーのものだと 300W 出せる MOD もあります。
ですが、CBD を蒸気摂取するのにそんなパワーは必要ないので、ほとんどすべてのテクニカル MOD がハイパワーであるといえるでしょう。
MOD が持つ最大出力の半分以下で運用することになるので、安全に扱えるということになります。
つまり、、
メカニカルチューブ MOD は不向き
爆煙といえばメカニカルチューブ MOD ではないでしょうか?
制御用の基盤が付いていないメカニカルチューブ MOD で、わざわざ危険を冒してまで高抵抗で運用する必要はありません。
メカニカルチューブ MOD は深い知識を必要とする MOD ですから、CBD を摂取するのならばテクニカル MOD を選んでください。
では、使用する MOD や摂取する CBD リキッドによる最適なワット数を見ていきましょう。
MOD 別の最適なワット数
基本的にはテクニカル MOD でワット数を変えますが、ペン型 MOD や POD 型 MOD でもコイルや POD を交換することでワット数を変えられます。
テクニカル MOD の場合
テクニカル MOD の場合は20W から 30W くらい。
10W の差ですがミストの量はかなり違うので、30W でむせて吸えない人も 20W なら吸えるという人もいます。
ですので、ご自身に合ったワット数を見つけてテクニカル MOD で設定してください。
ペン型 MOD の場合
交換コイルでワット数を変える。
ペン型 MOD のほとんどは MOD 側でワット数を変えることができません。
そのため、交換コイルの抵抗値でワット数を変えていきます。
例えばペン型 MOD の JUSTFOG FOG1 であれば 0.5Ω のコイルだと 24W、0.8Ω のコイルでは 15W です。
POD 型 MOD の場合
基本的にはワット数を変えられない。
POD 型 MOD では抵抗値が異なる POD 製品が少なく、 定格電圧出力と抵抗値からワット数を算出します。
例えば JUSTFOG MINIFIT は定格電圧出力が 3.4V で抵抗値が 1.6Ω になるので、ワット数は「3.4V × 3.4V ÷ 1.6Ω ≒ 7W」と計算する必要があるのです。
ZELTU X のように抵抗値が異なる POD を選べる製品もありますが、そういったときはワット数を計算して 7W 以上になる抵抗値の POD を選びましょう。
CBD リキッド別の最適なワット数
CBD リキッドは CBD がどのような液体に含まれているかによってワット数を変えます。
PG(プロピレングリコール)ベースの場合
市販されている多くの CBD リキッドは VAPE リキッドと同様に PG に含まれています。
ですので、20W から 30W くらいに設定しましょう。
MCT オイルベースの場合
MCT オイルベースの CBD リキッドは PG よりも気化させやすいので、ワット数は 7W 前後に設定しましょう。
PG よりも CBD が溶ける量が多いので高濃度のものが多く、高いワット数だと吸えない可能性があります。
テクニカル MOD で摂取するときにはワット数に注意しましょう。
矢作