「CBD 製品は種類がたくさんあるからよくわからない。CBD ワックスと CBD リキッドって何がどう違うの?」
この記事ではこういった要望に応えます。
矢作
それじゃあ、CBD ワックスと CBD リキッドの違いを説明していくよー!
- CBD ワックスと CBD リキッドの違いがわかる
決定的な違いは形状
まず1つ目の違いは形状です。
見た目がまったく違うのでもっとも区別しやすいといえます。
それでは CBD ワックスの形状から説明していきましょう。
CBD ワックスの形状
CBD ワックスの形状は主に固形もしくはジェル状です。
ワックスというのは蝋(ろう)のことであり、融点の高い油脂状の物質を指します。
だから厳密にいうと固形のものはワックスとはいえないんだけど、総称として CBD ワックスと呼ばれているのです。
見た目が粉末状のものはアイソレートといって、パウダーとかクリスタルなどといった製品になります。
では、続いて CBD リキッドの形状についてです。
CBD リキッドの形状
CBD リキッドの形状は液体です。
VG(植物性グリセリン)が多めの CBD リキッドはドロッとした液体になります。
CBD カートリッジや CBD ペンも中身は CBD リキッドです。
CBD リキッドは液体(PG / プロピレングリコール)に CBD が溶けているので結晶化する可能性があります。
次に使用するヴェポライザーの違いについて見ていきましょう。
使用するヴェポライザーの違い
2つ目の違いは使用するヴェポライザーです。
CBD ワックスと CBD リキッドは形状が異なるから、使用するヴェポライザーもそれぞれ異なります。
主な違いはコイルを使用するかアトマイザーを使用するかです。
それでは見ていきましょう。
CBD ワックス用ヴェポライザー
前述した通り CBD ワックスは固形もしくはジェル状だから、熱を加えて液体から気体に変化させなければなりません。
そのために必要なのがコイルなのです。
バッテリー本体とコイルを含めて CBD ワックス用のヴェポライザーといいます。
コイルに染み込ませてから気化させるというのが特徴です。
絶対に失敗しない選び方として「専門家が選ぶおすすめの CBD ワックス専用ヴェポライザー」という記事をあわせてご覧ください。
では、CBD リキッドはどうでしょうか?
CBD リキッド用ヴェポライザー
CBD リキッドは液体だから容器に留める必要があります。
それがアトマイザーと呼ばれるもので、簡単にいえば噴射機能が付いた容器のこと。
わかりやすく身近なもので例えると、スプレーという噴射機能が付いた香水のアトマイザーがそうですね。
CBD リキッドに使用するアトマイザーの内部にはコットン(綿)が入っています。
そのコットンに CBD リキッドを染み込ませ、ヴェポライザーで熱を加えて気化させるというのが特徴です。
最後に濃度の違いを見ていきましょう。
濃度の違い
3つ目の違いは濃度です。
CBD ワックスと CBD リキッドの濃度は大きく異なります。
濃度が高い方が CBD ワックス、低い方が CBD リキッドです。
それでは、どの程度の違いがあるのか説明していきます。
CBD ワックスの濃度
CBD ワックスは高濃度 CBD 製品となり、最高濃度は 99% になります。
固形だからこそ濃度を高められ、より多くの CBD を求める人向けの製品です。
濃度が高くなるとそれだけ濃密な蒸気となり、むせやすくなるのでご注意ください。
とはいえ、正しい方法で吸引すれば問題ありません。
続いて CBD リキッドの濃度についてです。
CBD リキッドの濃度
前述したけど CBD リキッドは液体に CBD が溶けています。
液体には溶ける限度があって、そのラインを超えると結晶化してしまうのです。
そういった訳で高濃度タイプでもせいぜい 20% が最高濃度になります。
CBD ワックスに比べて濃度が低いから、むせにくいというのはメリットになるでしょう。
それでは最後に CBD ワックスと CBD リキッドの違いをまとめておきます。
CBD ワックスと CBD リキッドの違いのまとめ
矢作