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CBD 製品の輸入に必要な手続きについて

CBD 製品の輸入に必要な手続きについて

輸入の手続きを知りたい人
輸入の手続きを知りたい人

「CBD 製品を輸入するときってどのような手続きが必要なの?不備がないように詳しく教えてほしい。」

この記事ではこういった質問に答えます。

矢作

CBD 製品を輸入するには書類での手続きが必要になります♪

それじゃあ、CBD 製品を輸入する際の手続きについて説明していくよー!

この記事でわかること

  • CBD 製品の輸入に必要な手続き
  • 必要な書類
  • 書類の提出先

CBD 製品を輸入する手続きの流れ

CBD 製品を輸入する手続きの流れは次の通りです。

STEP.1
CBD 製品についての書類を用意する
STEP.2
輸入の手続きに必要な書類を送付する
STEP.3
電話での連絡を待つ

書類の確認には1週間程度かかります。

気長に待って「大麻に該当しない」という回答を得ることができれば、CBD 製品を輸入することが可能になるのです。

それではどのような書類を用意すればいいのか見ていきましょう。

CBD 製品についての書類を用意する

CBD 製品についての書類を用意する

必要な書類は製造元等から入手する必要があります。

任意の様式で構いませんが輸入する CBD 製品が「大麻草から作られている」か「大麻草から作られていない」かで用意する書類が変わるのです。

大麻草から作られている場合

  1. 証明書
  2. 成分分析書
  3. 写真

CBD 製品が大麻草から作られている場合は上記3つの書類が必要です。

証明書

証明書というのは「大麻草の成熟した茎又は種子から抽出・製造された CBD 製品であること」を証明する内容の文書となります。

  • 書類の作成日
  • 製造元の責任者の署名および肩書き
  • 輸入しようとする CBD 製品の CBD が大麻草の成熟した茎又は種子から抽出・製造されたものであること

証明書には上記の内容が記載されていることが必要です。

成分分析書

成分分析書は「輸入しようとする CBD 製品の検査結果が記載された分析書」となります。

検査結果が記載された分析書というのは次の画像のようなものです。

成分分析書

  • THC、CBD の分析結果
  • 分析日または分析書作成日
  • CBD 製品のロット番号等輸入する製品が特定できる番号
  • 分析機関の責任者または分析実施者の署名及び肩書き
  • 分析方法及び検出限界値(LOD:Limit of Detection)

分析書には上記の項目が記載されていることが必要です。

写真

写真は「CBD の原材料および製造工程」が収められたものとなります。

  • 原材料
  • 製造工程

以上が必要なものとなりますが、詳しくは株式会社薬事法ドットコムが運営するサイトが参考になります。

ソースCBD の輸入

原材料および製造工程の写真が鮮明でない場合には、確認ができないことがあるので注意が必要です。

次に大麻草から作られていない場合の必要な書類を見ていきましょう。

大麻草から作られていない場合

  1. 証明書
  2. 成分分析書

CBD 製品が大麻草から作られていない場合は上記2つの書類が必要です。

証明書

証明書というのは「化学合成により得られた CBD を用いて製造された CBD 製品であること」を証明する内容の文書となります。

  • 原料となる化学物質
  • 合成方法
  • 書類の作成日
  • 製造元の責任者の署名および肩書き
  • 輸入しようとする CBD 製品の CBD が大麻草の成熟した茎又は種子から抽出・製造されたものであること

大麻草から作られている場合と異なるのが「原料となる化学物質」と「合成方法」です。

成分分析書
  • THC、CBD の分析結果
  • 分析日または分析書作成日
  • CBD 製品のロット番号等輸入する製品が特定できる番号
  • 分析機関の責任者または分析実施者の署名及び肩書き
  • 分析方法及び検出限界値(LOD:Limit of Detection)

成分分析書は大麻草から作られている場合と同じです。

以上の書類を揃えることができたらメールにて提出します。

輸入の手続きに必要な書類を送付する

輸入の手続きに必要な書類を送付する

2020年4月1日以降の提出先はこちらになります。

  • 部署:関東信越厚生局麻薬取締部
  • 連絡先:03-3512-8688(代表)
  • メールアドレス:CHECKCBD@mhlw.go.jp
  • 電話対応時間:10:00~16:00(平日のみ対応可。12:00~13:00 の昼休みを除く。)

事前の電話は不要で用意した書類はメールで送付します。

書類提出時の必須事項はこちら。

  • 輸入者の氏名(会社名)
  • 連絡先電話番号

厚生労働省から「大麻に該当しない」という回答をいただくのに必要な電話番号となるので、入力漏れには気を付けましょう。

それでは最後に輸入者が CBD 製品の手続きで注意すべきことについてお伝えします。

輸入者が CBD 製品の手続きで注意すべきこと

輸入者が CBD 製品の手続きで注意すべきこと

注意事項は2点あります。

ガイダンスに明記されていることなので、しっかりと守りましょう。

手続きは輸入者が行う

上記の手続きは輸入者が行ってください。

輸入者じゃない人が手続きを行った場合、万が一 THC が検出されたら共謀と捉えられても仕方ありません。

CBD が大麻草に含まれている成分であることを今一度認識し、正しい手続きを経て CBD 製品を輸入しましょう。

輸入の都度メールで手続きをする

上記の手続きは輸入の都度必要になります。

基本的には同じ書類の使いまわしでも大丈夫ですが、厚生労働省から再度求められた場合には然るべき書類を用意しましょう。

矢作

以上が CBD 製品の輸入に必要な手続きについてです♪