「CBD が依存症の治療に有効って本当?処方薬に依存しちゃってなかなか手放せなくて、、できることならやめたい。治療法があるなら教えてほしい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
矢作
それじゃあ CBD による依存症の治療について説明していくよー!
- どんな依存症の治療法になり得るのか
- なぜ CBD が依存症に有効なのか
CBD は依存症に対する自然治療法として注目
依存症というのは「やめたくても、やめられない」状態に陥ってしまうことをいいます。
例えばアルコールやたばこなど、自らの意志で制御できない強い欲求に支配され、やめたいと思っていてもお酒を飲んだりたばこを吸ってしまう状態のこと。
つまり、それがないと不安になったり心が満たせなくなってしまうのですが、CBD は不安症状の抑制に有効的であることがわかっています。
CBD は不安症状の抑制に有効的
2011年に nature に掲載された実験結果で、CBD は不安症状の抑制に有効的であると発表されています。
また、CBD による反復治療は薬物探索行動を減少させることが示されたとも報告しているのです。
ソースnature
それではどのような依存症の治療法になり得るのか見ていきましょう。
CBD は依存症の治療法になり得る
ヘロイン依存症の治療
もっとも依存性の強いドラッグといわれているヘロインですが、CBD が潜在的な治療法であるかもしれないことが示唆されています。
ラットに投与された CBD はヘロインを渇望する強い探索行動を弱め、投与後2週間が経過しても明らかな有意性を示したそうです。
とはいえ、ヘロインというのは身近な存在ではないのでイメージしにくいかもしれません。
では、アルコール依存症はどうでしょうか?
アルコール依存症の治療
アルコール依存症の患者数は国内で80万人以上であると厚生労働省が発表しています。
お酒は嗜好品として許されているものですが、薬物の中では5本の指に入るほどの依存性なので、慢性的に摂取している人は注意が必要です。
依存性が強いといわれているアルコール依存も、CBD の投与によって慢性的な摂取を減少させることがわかったので、依存症の効果的なアプローチになると示唆しています。
ソースnature
「オリジナル CBD 飲料の作り方」でお伝えしたように、CBD をカクテルに入れて飲むのも効果的なのかもしれませんね。
アルコール依存症の治療に CBD が有効であるということは、日本のお医者さんも研究結果や論文などを交えて動画で解説しています。
さて、続いてたばこ依存症の治療についてです。
たばこ依存症の治療
昨今の健康ブームで「たばこをやめようかな?」と考えた人は多いと思いますが、CBD が禁煙の心強い味方になってくれそうですよ。
実は CBD が離脱症状を和らげるという研究結果があるのです。
24人の喫煙者に CBD とプラセボの吸入器を無作為に割り付け、喫煙の衝動を感じたときに吸入器を使用するという実験が行われました。
すると CBD の吸入器を使用した喫煙者は、たばこの数を最大 40% まで著しく減少させたのです。
このことから CBD がたばこ依存症に有効的であることがいえます。
ソースNational Center for Biotechnology Information
それでは最後に処方薬依存症の治療です。
処方薬依存症の治療
WADA(世界アンチ・ドーピング機構)は2018年に CBD を禁止物質から除外しました。
このことから鎮痛剤の代替として CBD を摂取するアスリートやスポーツ選手が増えたのです。
CBD はドーピング違反になるの?アスリートが知っておくべきルール
鎮痛剤や睡眠薬というのは耐性がついてしまい、徐々に錠剤の数が増えていって依存症に繋がります。
かくいう私もそのような時期がありました。
私は CBD で処方薬依存症を克服
当時の私は偏頭痛と不眠に悩まされていて、鎮痛剤や睡眠薬をほとんど毎日のように服用していたのです。
体に良くないとわかっていてもツライから飲んでしまうという負のループ。
しかし CBD と出会ってからは徐々に減薬をしていって、今では鎮痛剤も睡眠薬もまったく服用しなくなりました。
CBD には副作用がほとんどなく、依存性や乱用することもないのでオススメですよ。