「CBD オイルってベースになっているオイルがいくつかあるけど、何を選ぶかで得られる効果も変わってくるの?もし変わるのであればどのキャリアオイルがおすすめなのか教えてほしい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
矢作
それじゃあ、キャリアオイルによる CBD オイルの効果について詳しく説明していくよー!
- キャリアオイルの種類
- キャリアオイルによる効果
- CBD オイルの選び方
ヘンプシードオイルの効果
ヘンプシードオイルというのは麻の実から抽出したオイルのことです。
良質なタンパク質や必須ミネラルが豊富に含まれていたり、必須アミノ酸をカバーするなど栄養素の高さが特徴。
特に必須脂肪酸をバランス良く摂取することができます。
必須脂肪酸をバランス良く摂取できる
必須脂肪酸とは体内で合成できない脂肪酸のことです。
この脂肪酸はオメガ3(n-3系多価不飽和脂肪酸)とオメガ6(n-6系多価不飽和脂肪酸)の2つに分類することができます。
ヘンプシードオイルには必須脂肪酸が 80% と植物の中でもっとも多く含まれているのです。
必須脂肪酸の比率は 1:3(オメガ3:オメガ6)とバランスも非常に良いといえます。
これだけでもヘンプシードオイルを使う理由として納得できるものだけど、もっとも重要なのはアントラージュ効果を得られるということです。
アントラージュ効果が得られる
CBD は単体よりも大麻草のすべての成分と一緒に摂取することで相乗効果を得られます。
この働きをアントラージュ効果と呼び、ヘンプシードオイルはフルスペクトラム製品に使われることが多いです。
私がおすすめしている上記のフルスペクトラム製品もヘンプシードオイルを採用しています。
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- アントラージュ効果を重視したい
- オイルの栄養素も気にする
- 健康志向である
それでは次にオリーブオイルの効果を見ていきましょう。
オリーブオイルの効果
オリーブオイルは料理に使ったりするから、ヘンプシードオイルよりも身近な存在ではないでしょうか?
最近では健康増進効果が得られることがわかり、食生活に取り入れる人も多くなってきました。
中でも活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く物質によるアンチエイジングなどが注目されています。
アンチエイジングで重要なのが抗酸化作用です。
オリーブオイルには酸化を防ぐという特性があることから、特定のカンナビノイドが含まれる CBD 製品に使われたりします。
カンナビノイドの酸化を防ぐ
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は酸化されにくいという特徴があります。
また、抗酸化物質であるビタミン E やオレウロペインというポリフェノール類も含まれているのです。
カンナビノイドには CBDA や CBGA など、最後に「A」がつく種類があります。
最後につく A は英語の “酸” を意味する『Acid(アシッド)』のことです。
CBDA や CBGA は生の大麻草に多く含まれる成分で、酸化すると CBD や CBG になってしまいます。
この酸化を防ぐために CBDA や CBGA が含まれる CBD 製品には、酸化しにくいオリーブオイルを採用することが多いのです。
そもそも、オリーブオイルには抗酸化作用以外にもさまざまな効能があります。
そのひとつが虚血性心疾患の予防です。
虚血性心疾患を予防する
虚血性心疾患というのは心筋梗塞や狭心症など、心臓へ十分に血液を送れなくなることで発症する疾患の総称です。
FDA(米国食品医薬品局)は2004年に「オリーブオイルには虚血性心疾患を予防する一定の効果がある」ということを認めました。
ほかにはこのような効能があります。
- 免疫力を高める
- 炎症を軽減する
- 善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを下げる
- 血液凝固を助ける
- 腸内バランスを改善する(便秘解消)
- 適切な神経機能をサポートをする
- 認知機能の低下を防ぐ
- 骨が薄くなるのを防ぐ(骨粗しょう症)
ご覧の通りさまざまな利点があるといわれているのです。
CBD と同時に摂取することでオリーブオイルの効能も得たいという人にピッタリのオイルです。
- Acid を必要としている
- オリーブオイルの効能も得たい
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では、MCT オイルにはメリットとなるような効能はあるのでしょうか?
MCT オイルの効果
MCT(Medium Chain Triglyceride)とは中鎖脂肪酸 100% の油のことをいいます。
ココナッツやパームフルーツに含まれる天然成分です。
特徴として「いち早くエネルギーに変換される」というのがあります。
いち早くエネルギーに変換される
MCT オイルは一般的な油と比べて約4倍も早くエネルギーになる性質があって、体内に脂肪として蓄積しにくいことからダイエットに効果的なオイルとして注目されています。
エネルギーになりやすい MCT オイルは栄養補給として医療・介護現場を中心に長年利用されてきました。
- 手術後や未熟児の栄養補給
- 高脂肪食を必要とするてんかん患者
- 消化器系の手術を行って油の消化吸収が低下した患者
- 腎臓病患者や高齢者のエネルギー補給
- 認知症やパーキンソン病患者
このように幅広い領域で活用されているのです。
CBD 製品は MCT オイルの特徴を活かすことで、バイオアベイラビリティの低下を防いでいます。
バイオアベイラビリティの低下を防ぐ
バイオアベイラビリティというのは生体利用効率ともいわれ、摂取したものが体全体に行き渡る割合のことです。
「CBD オイルの摂取方法」で説明したけど、CBD オイルは舌下摂取で約13~35%、経口摂取で約6〜20%くらい。
MCT オイルを利用することで次のような利点が得られます。
- 血中に浸透する前に消化器官で分解されるのを防ぐ
- 効率よく体に吸収される
また、MCT オイルはヘンプシードオイルに比べて安価で、 CBD を保持しやすいという特徴もあります。
つまり、高濃度の CBD オイルが作りやすいということ。
さらにほどんど無味であることから、フレーバーを加えるのも容易です。
こういった利点から CBD オイルの多くが MCT オイルをベースにしているのです。
コスパが良くて汎用性のある CBD オイルを求めている人におすすめします。
- ダイエット中
- スポーツやトレーニングをしている
- コスパを重視したい
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矢作