「CBD を摂取し続けているんだけど何だか慣れてきちゃったみたい、、CBD に耐性ってあるの?」
この記事ではこういった疑問に答えます。
矢作
それじゃあ CBD の耐性について説明していくよー!
- CBD に耐性がないこと
- 慣れを感じたときの対処法
CBD に耐性はない
冒頭でお伝えしました通り CBD に耐性はありません。
それは WHO(世界保健機関)が断言しているので間違いないです。
WHO が CBD に耐性はないと断言
Male mice were injected i.p once a day for 14 days with either CBD (0.1, 1, or3mg/kg) or delta-9-THC (1, 3, or 10mg/kg). Tolerance to the effects of THC was observed, however no tolerance to CBD at any of the dosages was observed. [51] No studies of the physical dependence potential of CBD in animals were identified.
WHO によると「THC の耐性は観察されたが CBD への耐性は観察されなかった」と報告しています。
つまり、CBD に対して慣れを感じているのは気のせいということになるのです。
耐性がついた気がするだけ
「耐性がついた気がするだけ」と片付けてしまっては、もしかしたら気分を害してしまったかもしれませんね。
WHO が実験によって CBD に耐性はないと断言した以上、CBD に耐性がないことは事実です。
しかし、CBD に慣れてしまったような気がするというのも、また事実。
ちょっと何をいっているのかわからないかもしれませんが、それは体が良い状態を維持できているという可能性があるのです。
良い状態を維持できている可能性
例えば風邪をひいたとき。風邪薬を飲んだら薬の成分が効果を発揮して、体の状態というのは良くなっていきますよね?
そしたら風邪をひいていないときに風邪薬を飲んだらどうでしょう。
風邪の症状が出ていないので風邪薬の効果というのはわからないはず。
これと同じように CBD に対して慣れを感じ始めたなら、体が良い状態を維持できている可能性があるのです。
つまりエンド・カンナビノイド・システムにおいて内因性カンナビノイドで満たされている状態ということ。
詳しくはこちらの記事が参考になります。
【CBD の効果ない】ワックスやリキッドなどが効かないと感じる原因
では、慣れたかな?と思ったときにどうすればいいのか見ていきましょう。
耐性がついたかも?と思ったときに試す5つの方法
- CBD を1週間くらい控えてみる
- メーカーを替えてみる
- CBD の濃度を上げてみる
- CBD の摂取量を増やしてみる
- CBD の種類を増やしてみる
CBD に慣れてしまったと感じるのであれば、上記の5つを試してみてください。
それではひとつずつ説明していきます。
1. CBD を1週間くらい控えてみる
CBD を摂取し続けても何だかわからない場合、止めてみるのも選択肢のひとつです。
なぜなら CBD は体内に蓄積するものだから。
CBD は体内に蓄積する
CBD は3~5日ほど体内に蓄積します。
ですので1週間くらい CBD の摂取を控えれば、体内から CBD をなくすことが可能です。
私の場合は非常にわかりやすい体で、CBD の摂取を止めると5日後に寝起きが悪くなります。
2. メーカーを替えてみる
CBD 製品というのはメーカーによってカンナビノイドの配合が異なるので、メーカーを替えるだけでも印象が変わったりしますよ。
ただし、注意していただきたいことがひとつあります。
フルスペクトラム製品を選ぶ
フルレンジ、フルプラント、フルアントラージュなど、メーカーによって呼び方は異なりますが、、
とにかく、ほかのカンナビノイドやテルペン類が含まれた、フルスペクトラム製品を選ぶようにしてください。
3. CBD の濃度を上げてみる
単純に濃度を上げてみるというのも有効的です。
今ではフルスペクトラム製品でも手軽に高濃度の CBD を摂取できる製品があります。
できれば濃度が 50% 以上の製品を試してみるのがいいでしょう。
4. CBD の摂取量を増やしてみる
一度に摂取する CBD の量を増やせば、今まで感じたことのない領域を体験できるかもしれません。
私は CBD を常用しているので 5000mg 以上摂取する月もありますが、500~1000mg を一気に摂取すると間違いなくリラックス感が得られます。
5. CBD の種類を増やしてみる
ひとつの CBD 製品しか使用していないようであれば、種類を増やすことでアプローチを変えることができます。
例えば CBD リキッドだけしか摂取していなければ、CBD オイルを追加してみるといった形。
私はこの方法で CBD を摂取しているので、蒸気摂取と経口摂取の合わせ技をオススメします。
さて、ここまで「慣れを感じ始めたときに試す5つの方法」をお伝えしましたが、番外編として私の場合どうしているかをお教えします。
私の場合:体感を求めない
CBD に慣れたように感じる状態 = 体が良い状態を維持している
すべてはこれに尽きますが、CBD の扱いに慣れてくると体感はそこまで重要ではなくなってくるのです。
日中はあえて低濃度の CBD を摂取
私の場合は低濃度の CBD を摂取することが多くて、あえて CBD 単一のものを常飲しています。
CBD は体に取り入れたいけれど、体感につながると生活に支障がある場合などですね。
例えば高濃度の CBD を摂取してデスクワークをすると、リラックスしすぎて思うように仕事がはかどりません。
つまり、日中はリラックスしすぎないことが重要なんです。
リラックスしすぎないことが重要
低濃度の CBD でも何度も摂取すればそこそこの量になるので、扱いに慣れていてもたまにリラックスしすぎちゃうことがあります。
そういったときはカフェインを摂取すれば頭は覚醒するので、コーヒーを飲んだりダークチョコレートを食べるのがオススメです。
矢作