「フィットネスに通っているんだけど最近 CBD を摂取している人をよく見かける。スポーツ界でも使用者が多いって聞くし、CBD はどうしてスポーツ界に浸透していっているの?」
この記事ではこういった疑問に答えます。
矢作
それじゃあ、どうして CBD がスポーツ界に浸透していっているのか説明していくよー!
- どんなスポーツ選手が愛用しているのか
- スポーツ選手が CBD を使う理由
- 選ぶべき CBD 製品
スポーツ選手が CBD を愛用
CBD はプロ・アマ問わずにスポーツ選手が愛用しています。
スポーツ界に CBD が浸透していったきっかけは格闘家の記者会見でした。
格闘家
スポーツ界で CBD の火付け役となったのが、総合格闘家のネイト・ディアス(Nate Diaz)選手ではないでしょうか。
アメリカの総合格闘技団体「UFC」の大会で、コナー・マクレガー選手との対戦後の記者会見で CBD を摂取しています。
ネイト・ディアス選手は試合やトレーニングの後に CBD を摂取しているそうです。
また、日本では K1 王者の武尊選手が CBD を使用していると公言しているし、ほかには木村フィリップミノルさん、山本美憂さん、高橋遼伍さんなどもいます。
格闘家以外にはフィットネスに通うトレーニーやボディビルダーも積極的に取り入れているのです。
ボディビルダー
ボディービルダーとして活躍しているブランドン・ヘンドリクソン(Brandon Hendrickson)選手もまた、CBD を摂取しているスポーツ選手のひとりです。
2016年に Arnold Classic Champ となり、2018年には Men’s Physique Olympia title を獲得しています。
このように CBD を摂取していると選手が公表することで、さまざまなアスリートが取り入れるようになりました。
さまざまなアスリート
CBD を取り入れているスポーツ選手は多岐にわたります。
ゴルフ、アメリカンフットボール、ラグビー、サーフィン、バスケットボール、マラソン、ボクシング、柔道など挙げたらキリがありません。
では、多くのスポーツ選手が CBD を使用する理由はどういったものなのでしょうか?
スポーツ選手が CBD を使う理由
- ドーピングの規制が解除されたから
- アフターケアに
- 鎮痛剤の代替として
- CBD には危険性がないから
主に上記の理由が挙げられますが、ひとつずつ見ていきましょう。
ドーピングの規制が解除されたから
一番の理由は WADA(世界アンチ・ドーピング機構)で CBD が禁止物質から除外されたことです。
これがなければスポーツ界に CBD が浸透することはなかったということになりますが、スポーツ選手はどのような目的で使用しているのでしょうか?
アフターケアに
「【CBD の使い方】どんなときに摂取すればいいのか?」でも説明した通り、スポーツ選手の多くは運動のアフターケアとして使用しています。
ネイト・ディアス選手やブランドン・ヘンドリクソン選手はハードなトレーニングをしていると思いますが、筋トレの最中や前後に摂取することで体をケアしているのです。
鎮痛剤の代替として
激しくぶつかり合ったりするようなスポーツ選手は鎮痛剤を服用していることが多いです。
しかし、鎮痛剤は必ずしも体に良いものではないですし、依存症になって年間何十万人も命を落としています。
ソース AFPBB News
その点 CBD には依存性がないと WHO(世界保健機関)が提唱しているので、CBD を取り入れているスポーツ選手が増えているのです。
CBD には危険性がないから
CBD にはほぼ危険性がありません。
ほぼというのは「CBD に危険性はあるの?安全な使い方とリスクの回避方法」で説明した通り、特定の病気にかかっている場合に限定的な副作用があるからです。
とはいえ、スポーツ選手が特に気にするような危険性ではないといえます。
さて、これまでスポーツ選手が CBD を使う理由を説明してきましたが、使用する際に注意すべきことはあるのでしょうか?
スポーツ選手が CBD を使う際に気を付けること
製品に含まれているカンナビノイドを確認する
プロスポーツ選手ともなるとドーピング検査があるので、体から禁止物質が検出されることは許されません。
そういったわけで、スポーツ選手が気を付けたいのは「CBD 以外のカンナビノイド」ということになり、必ず CBD のみが含まれた製品であることを確認してください。
アイソレート製品を選ぶ
CBD 以外のカンナビノイドも含まれるフルスペクトラム製品には、微量ながら THC が入ったものもあるので注意が必要です。
また、ブロードスペクトラム製品には CBD 以外のカンナビノイドが含まれています。
先述した通りドーピングの規制が解除されたのは CBD だけ。
詳しくは「CBD はドーピング違反になるの?アスリートが知っておくべきルール」を見ていただくとして、必ずアイソレート製品を選ぶようにしましょう。
矢作