「CBD オイルっていつ摂取したらいいの?安くはないものだしベストなタイミングがあるならどんなときなのか教えてほしい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
矢作
それじゃあ、CBD オイルを摂取するタイミングについて説明していくよー!
- CBD オイルを摂取するおすすめのタイミング
- 摂取効率の良いタイミング
摂取のタイミングよりも CBD オイルの摂取方法が重要
CBD オイルを摂取するタイミングが知りたいのに、いきなり摂取方法が重要ってどういうことなんだよ!
もしかしたらそう思ったかもしれないけど、摂取方法によって摂取効率がかなり変わってしまうのです。
それは「CBD オイルの摂取方法」でも説明した通り、舌下摂取なのか経口摂取なのかで変わります。
舌下摂取
舌下摂取というのは舌の下に CBD オイルを垂らす摂取方法です。
この場合は経路が「口 → 血管 → 臓器(脳)」と短く、摂取効率は約13~35%になります。
では経口摂取だとどうなるでしょうか?
経口摂取
経口摂取というのは CBD オイルを口に入れて飲み込む摂取方法です。
この場合だと「口 → 胃 → 小腸 → 血管(門脈)→ 肝臓 → 血管 → 臓器(脳)」と長く、摂取効率は約6〜20%になってしまいます。
そういったわけで冒頭で伝えた通り、舌下摂取ならいつでも大丈夫ということになるのです。
CBD オイルはいつ摂取しても大丈夫
そもそも CBD は健康食品になるから、自分が必要なときに摂取するのが一番です。
とはいえ、摂取できるタイミングというのは限られていると思います。
- 起床時
- 日中
- 就寝前
多くの人が上記のタイミングになるんじゃないでしょうか?
オイルを垂らして CBD コーヒーとして起床後に飲んだり、日中の集中したい時間帯に取り入れるなど、摂取のタイミングは人それぞれです。
中でも誰もが手軽に摂取できるタイミングが就寝前といえます。
ローラさんや太田莉菜さんなど、ナイトルーティンに取り入れる人が多いようです。
CBD を使用している日本の有名人とは?あの K-1 王者も愛用中
それでは、経口摂取のベストなタイミングはどのようなときでしょうか?
おすすめのタイミングは食事のときに摂取
経口摂取の場合は食事と一緒に摂取するのが良いといわれています。
実は、これまで空腹時が良いと考えられてきました。
これまでは空腹が良いと考えられてきた
例えばアルコールの場合は空腹時に飲むと酔いが早く回りますよね?
それと同じように CBD も空腹のときに摂取した方が、早く体内に行き届くのではないかという考えです。
しかし、摂食状態の方が CBD の血中濃度は高くなるという臨床試験の結果があります。
実は摂食状態の方が血中濃度は高くなる
絶食してから摂食した状態(またはその逆)で THC と CBD を投与して、摂取効率に対する食物の影響を評価するための臨床試験が行われました。
これは多発性硬化症治療薬のナビキシモルス(商品名:Sativex / サティベックス)で知られる、イギリスの製薬会社(GW Pharmaceuticals)での臨床試験です。
臨床試験の結果によると摂食状態の場合で有意な増加が見られ、さらにピーク濃度までの時間を約2~2.5時間遅らせるように見えたとあります。
このことから食事と一緒に CBD を摂取するのがもっとも効率が良いといえるのです。
ソースNCBI
これまでの説明で舌下摂取と経口摂取において、CBD オイルを摂取するタイミングがわかったと思います。
では、食事以外で CBD オイルを摂取するタイミングはどのような場面でしょうか?
食事以外で CBD オイルを摂取するタイミング
CBD は日々の健康維持に取り入れたり、リラックスタイムや寝る前に使う人が多いです。
中でも明確な目的をもってピンポイントで使用する人もいます。
- 運動やトレーニングの後
- 生理期間
どうしてこのようなタイミングで摂取するのか理由を見ていきましょう。
運動やトレーニングの後
運動やトレーニングの後に CBD オイルを摂取するのは、格闘家が使用していることで確定的であるといえます。
リングの上で命をかけて戦っている人が使用しているのだから疑う余地はありません。
日本では K-1 王者の武尊さんや木村フィリップミノルさんが使用していることを公言しています。
また、ブラジリアン柔術やスパルタンレース出場者も、アフターケアとして CBD を取り入れる人が増えているのです。
運動やトレーニング以外では女性特有の悩みに使用する人が多くいます。
生理期間
現在ではエストロゲン(卵胞ホルモン)の急激な分泌量の変動が、生理痛や PMS を引き起こす原因であると考えられています。
このエストロゲンは体の中で作られる内因性カンナビノイドを弱めたり阻害したりするのです。
内因性カンナビノイドが不足するとエンド・カンナビノイド・システムのバランスが崩れ、女性特有の悩みとして現れることが最近の研究でわかっています。
だからこそ生理期間に CBD(植物性カンナビノイド)で内因性カンナビノイドを補うというのは、理にかなった考え方であるといえるのではないでしょうか?
このように CBD オイルを摂取するベストなタイミングはいくつかあります。
中には CBD オイルの種類によって摂取するタイミングを決めている人もいるのです。
CBD オイルの種類によって摂取のタイミングを決める
CBD オイルには大きく分けて3つの種類があります。
- アイソレート
- ブロードスペクトラム
- フルスペクトラム
この3つを強弱で表現するなら『フルスペクトラム > ブロードスペクトラム > アイソレート』という並びになります。
ではアイソレートから見ていきましょう。
アイソレート
アイソレートというのは産業用ヘンプから CBD だけを単離させたものです。
CBD 以外のカンナビノイドやテルペンは含まれないので、アントラージュ効果を得ることはできません。
つまり CBD 製品としては弱いという表現になり、日中に使うのが向いているといえます。
対して CBD 以外の有効成分も含まれるのが、フルスペクトラムやブロードスペクトラムと呼ばれる製品です。
フルスペクトラムやブロードスペクトラム
フルスペクトラムは産業用ヘンプのすべての成分が含まれた製品となり、ブロードスペクトラムは THC だけを取り除いた製品です。
CBD 以外の成分が力を合わせることにより相乗効果を生み、CBD 製品としては強いという表現になって就寝前に使うのが向いています。
CBD オイルを摂取するタイミングも大切だけど、摂取量も重要になってくるので「CBD オイルの摂取量について」も把握しておくと良いでしょう。
それでは CBD オイルを摂取するタイミングについてまとめます。
結論:続けやすいタイミングで CBD オイルを摂取するのが正解
繰り返しになるけど、冒頭で伝えた通り CBD オイルは摂取方法が重要です。
摂取方法の重要性を理解した上で、続けやすいタイミングで摂取していきましょう。
何よりも継続することが大切だから、CBD オイルの摂取を日々の習慣にしてみてくださいね。
矢作