「CBD オイルを買ってみたけど効果的な使い方がわからない。決して安くはないものだから効率の良い使い方があるなら教えてほしい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
矢作
それじゃあ、もっとも効果的な CBD オイルの使い方について詳しく説明していくよー!
- 効果的な摂取方法
- 効果的に使える理由
- 効率を上げる方法
経口摂取よりも舌下摂取の方が効果的
CBD オイルは飲み物や食べ物と同じように摂取するより、舌下から吸収させた方が効率的に CBD を摂取することができます。
何故なら、「CBD オイルの摂取方法」でも説明した通り、バイオアベイラビリティが異なるからです。
それではバイオアベイラビリティがどのくらい変わるのかご覧ください。
経口摂取のバイオアベイラビリティ
CBD オイルの摂取方法のひとつとして経口摂取があります。
飲み物に入れたりサラダにかけたりなど、口に含んですぐに体内へ取り込む方法です。
この場合だと「口 → 胃 → 小腸 → 血管(門脈)→ 肝臓 → 血管 → 臓器(脳)」と経路が長くなり、バイオアベイラビリティは約6〜20%になります。
では舌下摂取の場合を見てみましょう。
舌下摂取のバイオアベイラビリティ
舌下摂取とは舌(べろ)の下に CBD オイルをとどめて、口腔粘膜から吸収させる摂取方法です。
この場合は「口 → 血管 → 臓器(脳)」と短く、バイオアベイラビリティは約13~35%と経口摂取を上回ります。
経口摂取が良くないというわけではなくバイオアベイラビリティを考えたときに、CBD オイルの効果的な摂取方法は舌下摂取ということになるのです。
摂取方法以外では相乗効果を狙う効果的な CBD オイルの使い方があります。
アントラージュ効果を狙う
CBD オイルは含まれる成分によってアントラージュ効果を得られ、より効果的な使い方をすることができるのです。
アントラージュ効果を狙うのであれば、CBD オイルに含まれる成分に気を付けましょう。
アイソレートでは得られない
アントラージュ効果というのは麻に含まれる成分が力を合わせなければ発生しません。
つまり、CBD だけではアントラージュ効果を得られないのです。
そういったことから効果的な CBD オイルの使い方をするのなら、CBD 以外の成分が重要になってきます。
CBD 以外の成分が重要
CBD 製品は「CBD 製品における成分の違いについて」で説明した通り、大きく分けて4つのタイプがあります。
- アイソレート
- テルペン配合
- ブロードスペクトラム
- フルスペクトラム
アイソレートは先述した通りアントラージュ効果を得られないので避けましょう。
テルペンは麻に含まれている香り成分のことで、ミルセンや β カリオフィレンなどが相乗効果を生みます。
ただ、CBD 以外にテルペンだけが含まれた CBD オイルは見たことがありません。
ですので、大麻草のすべての成分が含まれた「フルスペクトラム(Full Spectrum)」や、THC だけが取り除かれている「ブロードスペクトラム(Broad Spectrum)」と表記された CBD オイルを選びましょう。
また、CBD オイルのベースとなっているオイル(キャリアオイル)でも違いがあるので、得たいメリットによって選ぶのも効果的な CBD オイルの使い方のひとつです。
このように効果的な CBD オイルの使い方として、アントラージュ効果は絶対に欠かせません。
だからこそ麻に含まれる成分が重要なのです。
カンナビノイドを効果的に組み合わせる
大麻草には100種類以上のカンナビノイドが含まれているといわれています。
詳しくは「カンナビノイド(Cannabinoid)の種類」を見てもらいたいんだけど、自分に合ったカンナビノイドを見つけることが大切なのです。
自分に合ったカンナビノイドを見つける
どうして自分に合ったカンナビノイドを見つけることが大切なのか?
それは必要としているカンナビノイドが人それぞれ異なるからです。
ヒトをはじめとする哺乳類には免疫システムのバランスを担う「エンド・カンナビノイド・システム」が備わっています。
植物性カンナビノイドと同じ働きをする内因性カンナビノイドが、カンナビノイド受容体に作用することで恒常性を保っているのです。
最近の研究では内因性カンナビノイドが不足してしまうと、体のあちこちに不調のサインが発現するということがわかっています。
では、自分に合ったカンナビノイドはどうやって見つけたらいいのか?
それは、さまざまなカンナビノイドを試してみるしかありません。
さまざまなカンナビノイドを試してみる
例えば CBD と CBG が含まれた製品で満足ができなかったとします。
そしたら次は CBD と CBN が含まれた製品を試すといった具合に、カンナビノイドを試していくのです。
もしかしたら CBD と CBC の組み合わせが自分に合っているのかもしれません。
最近では研究も進んでカンナビノイドにどういったポテンシャルがあるのか徐々にわかってきています。
ソースNCBI
今後はもっと選びやすくなっていくと思うけど、現状だと効果的な使い方は自ら見つけなければならないのです。
矢作